治験・臨床試験情報案内
犬のリンパ系腫瘍に対する抗CD20抗体による臨床試験
- 犬のリンパ系腫瘍(リンパ腫、白血病など)に対する新規治療法として、抗CD20抗体による臨床試験を行っております。
- この治療法は、通常の抗がん剤治療とは異なり、分子標的療法に分類されます。
抗CD20抗体は、医療ではリツキサン®という名前の薬剤が1998年よりすでに使用されており、リンパ腫などの患者さんに対して多大な貢献をしている薬ですが、これを我々の研究室において犬用に独自に開発した同様の薬剤です。
- 対象となる腫瘍、試験内容などについての条件がございますので、ご興味ある方は水野(mizutaku@yamaguchi-u.ac.jp)までご一報いただきますよう宜しくお願い致します。
犬の免疫介在性疾患に対する他家脂肪由来幹細胞による臨床試験
- 犬のさまざまな難治性免疫介在性疾患に対する新規治療法として、他家脂肪由来幹細胞を用いた臨床試験を行っております。
- この治療法は、再生医療に分類される新しい治療法で、脂肪由来幹細胞によって免疫調節することを目的としております。アニコム先進医療研究所株式会社(https://www.anicom.co.jp)との共同で行っております。
- 対象となる疾患、試験内容などについての条件がございますので、ご興味ある方は水野(mizutaku@yamaguchi-u.ac.jp)までご一報いただきますよう宜しくお願い致します。
犬の腫瘍(がん)の早期診断に関する臨床研究
- 犬の様々な腫瘍(がん)を早期に検出すること、また、再発を予測することを目的とした臨床研究を行っています。
- 研究にご提供いただくものは血液のみであり、実現すれば動物へのダメージを最小限に抑えた腫瘍検査を行うことができるようになると期待されます。
- 対象となるのは腫瘍性疾患または感染・炎症性疾患の犬です。貧血または3kgを下回る体重の犬は、採血の影響を考慮して研究対象外としています。
- その他、本研究のより詳しい情報についてのお問い合わせは上林(s-kam@yamaguchi-u.ac.jp)までご連絡ください。
犬の腫瘍(がん)に対する免疫チェックポイント分子(PD-1)阻害抗体による臨床試験
- 犬の様々な腫瘍(がん)に対する新規治療法として、免疫チェックポイント分子(PD-1)阻害抗体による臨床試験を行っております。
- これまでの外科治療、抗がん剤治療、放射線治療とは全く異なる新しい治療法であり、分子標的療法に分類されます。抗PD-1抗体は、医療ではオプジーボ®、キートルーダ®という名前の薬剤としてがん治療に用いられていますが、我々の研究室において犬用に独自開発した同様の薬剤を用います。
- 対象となる腫瘍、試験内容などについての条件がございますので、ご興味ある方は水野(mizutaku@yamaguchi-u.ac.jp)までご一報いただきますよう宜しくお願い致します。
犬の腫瘍(がん)のウイルスを用いた新規治療に関する臨床試験
犬の腫瘍(がん)の新規抗がん剤による治験
犬のアレルギー用処方食の治療効果に関する臨床試験