病院概要

病院沿革および概要

 山口大学における獣医学教育の起源は、1883年、山口県山口農学校獣医科の設置(2年制)に遡ります。 1943年には専門学校令により山口県立山口高等獣医学校が設立し、また1949年には新制国立山口大学農学部に包括され、そして1966年、現在の動物医療センターの前身となる附属家畜病院が現在の場所に設置されることとなりました。 以来、地域の動物診療施設として、大動物から小動物に至る様々な動物の診療に携わると共に、教育病院としても機能してきました。

 その後獣医療の高度化を見据え、平成5年に国内獣医療診療施設で最初の磁気共鳴画像診断装置(MRI)を設置、また平成11年にはX線CT装置および放射線治療装置を順次導入し、全国に先駆けて高度獣医療の実践に取り組んできました。 また平成19年より、山口大学動物医療センターと改称し、より質の高い獣医療を提供するためスタッフ増員、施設設備の近代化改修を実施しました。 本動物医療センターは現在、西日本における紹介専門の中核病院(二次診療施設)として機能しており、人口わずか20万人に過ぎない山口市にあるにもかかわらず、年間約10,000件の診療実績を誇っています。 またその多くは県外から来院され、本動物医療センターの診療圏は中国、四国、九州地方と広域にわたります。

 このように当動物医療センターは「高度獣医療の提供」を主軸として積極的に活動していますが、さらに「教育」と「研究」という2つの側面をもつ教育研究施設としても大切な役目を担っています。 将来の獣医療を背負って立つ優れた獣医師の育成や、研修獣医師、看護士教育にも力を注ぎ、また病態解明や診断、治療に関する臨床研究においても積極的な取り組みを続けています。 山口大学動物医療センターは、これまでの変遷で学び取ってきた英知を基に、臨床獣医学の発展を目指し、さらなる努力を続けていきます。

センター外観



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