特徴または長所

1. 理論に基づいた方法で確実に診断します。
2. 最新知見に基づき、エビデンスのある治療法を選択提示します。
   • 常に最新の論文や知見に基づいた治療法を選択することにより、その動物に一番適した治療法が受けられるようにしています。慢性的な管理が必要な場合でも、うまく治療薬を組み合わせることにより、その動物のQOL（生活の質）を維持する事を目指します。単なるステロイド漬けで終わらせてはかわいそうです。
3. 実験室内で開発した次世代の治療法を提供致します。（研究グループのホームページ）
   • 我々は、既存の癌の3大療法（外科手術、化学療法、放射線療法）の枠を超えて、癌の新規治療法を開発、実施しています。
   • 免疫細胞療法、腫瘍溶解ウイルス療法、DNAワクチンによる免疫療法、人工アジュバントベクター細胞を用いた新規治療法を現在準備中です。臨床試験として可能な治療法については、「実施中の臨床試験」に随時追加していきますので御参照下さい。（これら新規治療法は、山口大学共同獣医学部臨床試験倫理委員会において認定された上で実施致します）。
   • 現在実施可能な治療法または内容についてご相談されたい方は、お気軽に水野（mizutaku@yamaguchi-u.ac.jp）までご一報下さい。

メッセージ

大学における診療活動の目的の一つは、高次医療の提供、すなわち理論やデータに基づいた新しい治療法を独自開発し、世の中に送り出す事です。 『Bench（実験室）to Clinic（臨床）, Clinic to Bench』を目標に頑張っています。

特徴または長所

1. 消化器疾患

   内視鏡検査やCT検査を実施し、嘔吐や下痢の鑑別診断を行います。 特に炎症性腸疾患（IBD）、リンパ管拡張症、消化器型リンパ腫、胆管肝炎、胆嚢粘液嚢腫、胆嚢炎、膵炎などに対する内科療法を積極的に行っています。

2. 感染症

   猫免疫不全ウイルス（FIV）、猫白血病ウイルス（FeLV）、猫伝染性腹膜炎（FIP）、バベシア症、レプトスピラ症などの各種感染症の診断と治療を行います。

3. 感染症

   免疫介在性溶血性貧血（IMHA）、非再生性免疫介在性貧血（NRIMA）、赤芽球癆（PRCA）、免疫介在性血小板減少症（IMTP）、白血病、バベシア症など、貧血を示す疾患の鑑別診断を行います。 また、それぞれの病態に即した治療として、免疫抑制療法、化学療法、抗原虫療法を適切に行います。 また、輸血にも対応しています。

メッセージ

病気や診察内容について丁寧にご説明するよう心がけています。 その上で動物と飼い主様にとって最善な治療方針をご提案いたします。

特徴または長所

1. 一般内科

   理論に基づいた診断・治療を行います。

2. 循環器疾患

   循環器疾患における外科的治療の紹介、および内科的治療・
   管理のご相談、ご提案をさせていただきます。

メッセージ

　大切な家族の一員である犬や猫の具合が悪いとき、飼い主様も不安を感じられていることと思います。さまざまな検査で病気を診断し、最適な治療を選択することはもとより、どのように生活することが幸せなのか、飼い主様やホームドクターの先生方とともに考えていくことを心掛けております。どんなことでも、お気軽にご相談いただける環境にしていきたいと思います。

特徴または長所

1. 血液検査、画像検査だけでなく、遺伝子検査や免疫染色等の最新の診断技術を用いて、腫瘍の確実な診断を行います。
   犬や猫にとっても、飼い主様にとっても、最も良い状態が維持できるように、エビデンスに基づいた治療アプローチを選択、ご提示致します。
   腫瘍に対する新規治療法（免疫チェックポイント阻害抗体、分子標的薬、免疫細胞療法）の開発・臨床研究を行なっております。
2. 人と同様に、犬や猫においてもホルモンの異常（甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症、糖尿病など）により起こる病気は多くあります。
   視床下部、下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎などの内分泌の異常に対して、専門的な手法を用いた診断および治療を行なっております。
   糖尿病などの糖代謝異常や肥満、高脂血症などの脂質代謝異常についても、生活の質が向上するよう適切な処置をご提案致します。
3. 内科診療における総合的な知識を用いて、診断・治療を確実に行います。
   最新の診断手法、治療法等も柔軟に取り入れ、高いレベルの内科診療を提供できるよう努めます。

メッセージ

犬や猫は、古くから私たち人間と共に生活をしてきたパートナーです。もしもそのパートナーが病気を患ってしまった場合には、 私たちと変わらない治療を提供し、気持ちよく生活できる環境を整えてあげる必要があると思っております。また、飼い主様へは大切なパートナーの病気がどういった状況なのかを理解していただくために、丁寧にご説明することを心がけております。どんな細かなことでも診察の手助けになりますので、遠慮なくご相談いただけると幸いです。

特徴または長所

様々な検査を用いて各疾患への診断を行なっています。

メッセージ

これまでたくさんの患者さんやそのご家族と出会い、その診療を通して貴重な経験を積ませていただきました。その経験で培った知識や技術を、病気の動物たちの診断や治療に還元できるよう日々努力していきたいと思っています。