若手セッション企画
第1日(11月8日) 13:00〜14:45 【A会場】
◎ 中国四国地方における有機化学の現状と展望
オーガナイザー:米山公啓
医薬品や材料開発研究において、有機化学は無くてはならない研究分野である。しかし、中国四国地方には若手有機化学者の交流の場が非常に少ないのが現状である。本セッションでは、依頼講演者を中国四国地方の若手大学教員に限定し、同地方の有機化学研究の現状と未来を熱く討論する場を設置したい。
13:00-13:05
1A01 趣旨説明(広島大院工)米山公啓
13:05-13:30
1A02 銅触媒による有機金属化合物の高選択的合成反応(広島大院工)吉田拡人
13:30-13:55
1A03 光エネルギーを利用したC(sp3)–H結合の切断と官能基化(山口大院理工)上條 真
13:55-14:20
1A04 合成化学的手法を用いた立体構造未解明天然物の構造決定(岡山大院自然科学)高村浩由
14:20-14:45
1A05 オリゴ糖の液相自動合成を目指して(鳥取大院工)野上敏材
第2日(11月9日) 9:00〜11:00 【A会場】
◎ ペプチド・タンパク質科学における若手研究者の化学的アプローチと今後の展望
オーガナイザー:佐伯 政俊
ペプチド・タンパク質科学の研究は、生物化学だけでなく、有機化学や物理学、分析化学の技術との融合がなければ進展はない。そこで、本セッションでは、化学的アプローチと展望を専門外の研究者にも分かりやすく紹介することを目的とする。産学官の連携も視野に入れ、講演は、第一線で活躍する若手研究者に依頼し、活発な討論の場とする。
9:00-9:05
2A01 趣旨説明(山口東理大工)佐伯政俊
9:05-9:30(座長:佐伯
政俊)
2A02 放射光を用いた加齢に伴う毛髪変化の解析と頭髪用化粧品の開発(株式会社ミルボン・中央研)伊藤
廉
9:30-9:55(座長:伊藤
廉)
2A03 動的光散乱法を用いたタンパク質の集積性および構造安定性の評価(山口東理大工)穐本光弘
9:55-10:20(座長:重永
章)
2A04 触媒的光酸素化反応を用いたアミロイドタンパク質の凝集及び毒性発現の抑制(東大院薬・ERATO 金井触媒分子生命プロジェクト)谷口敦彦
10:20-10:45(座長:谷口敦彦)
2A05 刺激応答型アミノ酸の開発と生命科学分野への展開(徳島大院薬・JSTさきがけ)重永 章
10:45-11:00
全体討論
第2日(11月9日) 9:00〜11:00 【G会場】
◎ 分子性固体中における“動”と“静”
オーガナイザー:綱島 亮
固体中では様々な動的挙動が見られる。今回、“動く”のキーワードを共通項とし、将来的な材料創製化学の新機軸へと発展させる上で、分野横断的な場が必要である。さまざまな分野の研究者が,異なる視点からの研究結果を発表・討論する場を設定する。
座長 綱島 亮(9:00
〜 11:00)
9:00-9:05
2G01 趣旨説明(山口大院理工)綱島 亮
9:05-9:30
2G02 表面固溶化法による金属錯体のゲスト分子吸着分離特性の精密制御(北大電子研・JSTさきがけ・北大創成研究機構)野呂真一郎
9:30-9:55
2G03 分子性導体を付与した様々な誘導体のナノ組織化制御(農工大院工)帯刀陽子
休憩10分
10:05-10:30
2G04 固相イオン移動機構を利用した新規機能発現と物性制御(広島大院理・広島大IMAR)西原禎文
10:30-10:55
2G05 光励起状態を利用して分子結晶の伝導性と磁性を同時に制御する(愛媛大院理工)内藤 俊雄
10:55-11:00
おわりに (山口大院理工)綱島 亮