・12月1日は『世界エイズデー』

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・エイズは確実に増えています
・HIV感染者の7割以上は20〜30歳代の若者です
・検査は、無料・匿名で受けられます
1988年、WHOはエイズの蔓延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的として、12月1日を”World AIDS Day”とし、世界的レベルでの啓発活動の実施を提唱しました。
平成28年度のテーマは、
「知っていても、分かっていても AIDS IS NOT OVER」
治療法の進歩により、エイズの原因ウイルスであるHIVに感染したHIV陽性者が長く生きていくことが期待できるようになりました。これは、社会的にすでに多くのHIV陽性者が働き、学び、生活していることを示しています。
職場や学校、医療機関など生活の様々な場所でHIV/エイズに対する差別・偏見の解消等を図り、HIV陽性者が社会で安心して生活できるよう、環境を整えることが一層重要となっています。

HIV/エイズは、まだ終わっていません。知っていても、分かっていても、具体的な行動が伴わなければ、効果的なHIV予防には繋がりません。

だからこそ、一人一人が「予防、検査、治療、支援、理解」という具体的行動をとることが求められており、この5つの行動すべての実践が重要です。

★エイズ(AIDS)とは★

エイズとは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染で引き起こされる「後天性免疫不全症候群」のことです。HIVによってからだの免疫力が壊され、その結果、健康な時には体内に入っても病気を起こさない弱い病原菌にも感染(日和見感染症)して、様々な症状が出てきます。
HIV感染からエイズ発症までは約10年かかり、それまでは自覚症状もほとんどありません。検査を受けることによって、早期発見・早期治療が可能になり、発病を遅らせることができます。また、二次感染を予防できます。

★エイズは性感染症(STD)のひとつ★

エイズは、セックスなど性的接触によって人から人にうつる性感染症(STD)のひとつです。STDはエイズの他に、性器クラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマなどがあります。これらSTDに感染していると、HIVに感染しやすくなります。感染しやすくなるリスクは通常の3〜4倍です!!
※HIVは、学校や職場などの日常生活ではうつりません。

★私たちにできる予防法★

感染を予防するにはHIVの感染経路を知っておく必要があります。
主な感染経路は以下の3つです。

@性的接触による感染

感染者の精液・膣分泌液などに含まれるHIVが相手の体内に入ることで感染。
(異性間26%、同性間60%)

A血液による感染

注射の回し打ちなどで、感染者の血液が体内に入り感染。

B母親から赤ちゃんへ

母親が感染者の場合、妊娠・出産・授乳を通じて赤ちゃんに感染。
医療措置により感染率を下げることが可能になっています。

性的接触による感染が8割以上を占めています。
ピルは避妊薬で、HIV感染を予防するためのものではありません。
コンドームを正しく使うことで感染予防できます。

★検査を受けよう★

「自分が感染しているかも?」と心配な方は積極的に検査を受けましょう。
全国の保健所(健康福祉センター)では、採血によるHIV抗体検査を無料・匿名で実施しています。検査は事前に電話などで日時を確認してくださいね。
詳しくはこちら⇒山口県感染症情報センター

自覚症状がないHIV感染・・・。早期発見は早期治療に結びつき、症状の重症化を防ぎます。積極的に検査を受けましょう。
(※感染の可能性があった日から12週間以上経過してから受けましょう)